2017
10/06

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足りないのはテクニックか知識なのかを知ろう。

高齢者のお世話をする介護の現場では、自分の能力不足を感じることがあるでしょう。
しかし、完璧な仕事ができない状況をただ嘆いていても脱却はできません。
もしもスキルアップをしようと決断したら、その方法を適切に選ぶことが大切です。

スキルというのは曖昧な言葉であり、介護の業界では特に何を示しているのかがわからない場合もあるでしょう。
技術と一言で置き換えてみても、介護のスキルは幅が広いものです。
介護におけるスキルは、大別するとテクニックか知識かに分けることができます。
手先で行う技術やパターン化された作業の能力を身につけるのがテクニックの向上であり、現場で経験を積むのに勝るスキルアップの方法はありません。
何か苦手なものがあるときには、その仕事が多い職場で少し鍛錬を積んでくるのも良い方法でしょう。

しかし、知らないことが多いために適切な介護が行えない場合の方が現場では多いかもしれません。
そんなときは、知識不足を補うために講習を受けてみるのが効果的です。
介護レベルを高める目的で、各地では講習会がよく開かれています。
最新の介護事情についての報告を聞くことができたり、長年積み上げられてきたノウハウを伝授してもらったりできる機会になるため、知識面の補強を行うなら足を運んでみる価値があるでしょう。

テクニックと知識のどちらが自分に不足しているのかをよく考えてから取り組むと、効率的にスキルアップを実現できます。
そこで、まずは何が原因で自分が能力不足を感じているのかを、スキル向上センターなどを参照しながら検討してみると良いでしょう。